人生は、こうなりたいなーでなれるもの。
違和感はだんだんと自分を導いてくれる。
小学生の頃の憧れ
小学生の頃、なんとなく「若いお母さん」に憧れていた。
私の母は29歳で私を産んでいて、決して高齢出産ではなかった。
でも、友達の若いお母さんは、どこか元気で、軽やかに生きているように見えた。
その姿が羨ましくて、私は「23歳、遅くとも24歳でママになりたい」と漠然と思っていた。
そして実際に、私は23歳で第一子を出産することになる。
金銭感覚と価値観
私の親は自営業で、ある程度お金に余裕のある家庭だった。
だから「貧乏な暮らし」を想像することができなかった。
一方で、公務員は安定していて収入もあるとどこかで聞いていた。
だけど昔付き合っていた彼の家庭は、父親が公務員だったが、決して裕福ではなかった。
大好きな人だったけれど、金銭感覚が合わなかった。
その経験があったからこそ、今の夫と出会い、金銭感覚が合うことに安心できたのかもしれない。
価値観が合った夫のおかげで、私はいま「半分専業主婦」のような暮らしを送れている。
社会に出て感じた違和感
高校時代は「手に職をつけて会社員として働けば安定して、お金も稼げる」と安易に考えていた。
でも、就職活動を始めたときにまず違和感を感じた。
「給料、やす!」
「これで思ってた暮らしなんてできるの?」
社会人になってからも違和感は続いた。
「休み、なさすぎん?」
「こんなに働いて、この給料?」
むしろ実業高校を卒業してすぐ働き始めた同級生の方が稼いでいた。
「これって全然割に合わない」
――そう思った。
違和感を手放して得た自由
2年働いて、自営業の夫と結婚。
出産と育児を経て、私は仕事を辞めた。
理由はシンプル。
「私が働かなくても暮らせるから」。
違和感を感じたら、私は長く続けられない。
だからこそ、自分が自由に暮らせる未来を信じて、選んできたのかもしれない。
まとめ
「こうなりたいな」と思ったことは、案外その通りになる。
違和感を無視せずに行動した結果、今の暮らしにつながっているんだと思う。

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